「この島一番のくそぼっこ」をリリスしてライブ活動も再開デキて、気が付けばその念願のライブに追われる日々になってとロッカーとしてはベターな感じとなったけど、ことアルバム製作という点ではお粗末な進捗となってしまった。まあ年間50本とかのライブなんて想定外だったしそういう意味では十分貴重な体験ではあったが同時に(ソレが原因とは言い切れないが)音源をリリスできなく次の年になるという流れはホント不本意でストレスになってたのデス。

何もしないワケぢゃなく、次作のタメの録音は地味に進めてて、二代目にMIDI、かっちゃりにギターのWAVは送ってもらうし、りょ〜太がうどんの国に来る時にはなるたけたくさんの曲のBassを入れてもらったりもした。ただ、都度決めた納期は無常に過ぎていくという感じだったのデス。
追い討ちをカケるように念願のバンド活動も開始。メンバーからしたら宅録の達人であるこの私に音源製作をセカすのは至極当たり前の流れ。ただ私はペンディングを重ねた「くそぼっこ」の次の作品を出した後に、という実は意味のないこだわりがあったからココまでずれ込んだのデス。
日増しに盛り上がるものっそ叫ビ隊。県外のブッキングも徐々に決まってイクなか本作の優先順位を一番目にするコトを決意した瞬間からプロジェクトスタートだったのデス。

当初は「一発録りに毛が生えた程度でよい」と思いつつ結局ドンカマベースでDr録りをしたためソレにしばられるプロジェクトになりました。ゴギーの独特の揺れがクリックには相性悪く

正直ズレてるのでは

という気持ちとその修正の戦いの印象がとにかく強い。ソレの途中にBルーズのBassも入れたもんだから収集つかなくなり気が付けば本腰を入れたいつもの感じとなったのデス。
ただ林さんセッティングのDrの音は良かった。ビックリするぐらい生々しく、文字通り生録りの意味あったと思うし、彼から教わり色々帯域の勉強と修正もしました。
そう、材料全部録り終え軽くMIXしたのを彼の工房に持っていきギターを下げ、Bassを上げろの提案が今回の作品の音を決めたよなもんです。それまでは今までの絶叫オフィスの音でした。今思えばシンセのDrやBassはかなり小さかった。まあでもうっかりVoが小さくなってしまったかなあとブツブツ思ってるし

正直どのバランスが一番イイのかは未だにワカらん ※永遠のテーマだ

のよね。まあ、今回はトリオバンドの1発目なんで各々の楽器がヨク聴こえる演出というコトにしておきます。歌詞が知りたい場合は集中してね。

えっと、機材的には前作の「くそぼっこ」をヤリとげた自己褒美で作ったデュアルCPUオプテロン君が3年ホコリかぶった後にようやく活躍。今やデュアルコアでもっと安くパワーUPしてるのが何たる屈辱。まあ3年だし当たり前の罰でアール。ちなみに肝心のパフォマンスは、落ちる時は落ちるのだが昔の、 特に初期のMAC G3とかに比べると雲泥の差だった。チャンネル数やプラグイン数を全く気にせずイケるのは良かったし書き出しも速かった。後はMICがAT4040になったぐらいかな。至極普通の無難な音だ。今までPOD一辺倒だったアンプシュミがPOD XT LIVEにUPグレードされたのに使わずAMP生録りだったがイイ音が録れず編集大変だった。

とにかく今回は完全なバンドの作品なんでゴギーのDrとBルーズのBassと私のGと皆の声のみで構成されている。
※マスリーナをゲストに呼ぼうと思ったが納期がタイトでオファーすらデキなかった

多分シンセは無し(やったと思う)。上にも出てきたが今までのシャウターズは私のソロ作なんでVoデカい、今回はバンドなんでおそらくイーブン。「くそぼっこ」である意味新境地だった「ジャンク」や「ターボ」といった系はなかったがあくまでバンドでやってる曲ベースなんで仕方ない。逆にものっそ叫ビ隊にどんどん新しい系が入ればイイのだ。

さて今回の褒美は何にしようかな。エフェクタの買い過ぎで金がない!皆このCD買ってくらさい。CD-Rちゃいまっせ。カーステでも古いプレーヤでもOKでっせ。そもそも500円の価値は十分にありまっせ!

追 釣りしかするコトなかった私に十二分な活動の場を与え、バンドのメンバーまで紹介してクレた古馬場BEATLESにココロから感謝しこの銀盤を捧げたいとオモヒマスリーナ。
2007/07/19 うどんの国にて 小倉光一


最近、本業の仕事とバンド活動共にバタバタしている中
なんとか第一弾のアルバムが完成しました。
今回のアルバム制作で自分自身実感したのは本当に
音楽が好きなんだナーーーと思いました。
これからも当分バカロックを続けて行くような気がします。
「スキ!スキ!ロックンロール」を聞いた人もこれからの人も
一度ライブハウスに聞きに来て下さい。
よろしくお願いします。

2007/07/19 うどんの国にて 久保 広光

スタジオで曲の練習してる時と、ライブハウスで演奏してる時って、
やっぱりテンションというかノリが違ってたりします。
記念すべき、ものっそ叫ビ隊ファーストアルバム
「スキ!スキ!ロックンロール」は、そのノリの部分を
出来るだけライブチックに編集しています。
だから、リズムやタイミングとかにビミョーなズレがあるかもしれないけど、
アエてそのまんまにしてるところがあります。
幸運にも(?)このアルバムを手にした方は、
そんなアラを探したりしながらライブ感溢れる叫ビ隊ワールドに
どっぷり浸かってください。
何回聴いても飽きないCDだけども、ウズウズしてきたら、
ぜひ是非、ナマの叫ビ隊を見にきてくださいね。

2007/07/19 うどんの国にて 坂本 進